最高の思い出コーナー

お身内だけで、お別れをされたいと
ご自宅で行われたご葬儀に伺ってきました。
マンションの4階で、ここにベットがあったのですよと、
すっかり、片付けられたリビングは、約20名様くらいのお席と、
ピンクと、白を基調としたたくさんのお花が、棺を囲み、
ブルーのバックライトが照らされ、とてもご自宅とは思えないほどの
立派で、素敵な式場となっていました。
故人様は、40代の奥様。
式場となったリビングに、ベットを置き、療養されていたとのこと。
壁にかけてあるご家族様のたくさんの写真や、
カレンダーに貼り付けてある、お見舞いにきて下さった皆様からのメモ用紙から、
故人様の温かいお人柄が伝わってきました。
「○月○日
今日はぐっすり寝られているので、声をかけずに帰ります。
○○○ちゃん、頑張ってね!また、来ます。」
14日には、
赤いマーカーで「帰る (^-^)」
と、目立つように囲ってあり、お子様が描かれたようなイラストも。
これまで、たくさん思い出コーナーを見てきましたが、
今回は、日常の何気ない品々から、故人様の思い出や、お人柄、
また、お見送りするご家族様の想いなども、そのまま伝わってきて、
自宅の空間そのものが最高の思い出コーナーのように感じました。
御自宅でお式をされる場合は、片付けや、設置、
ご近所様への配慮など、大変なことも多いですが、
思い出のたくさんつまったご自宅から、お別れができるということは、
本当に素敵なことだと思いました。
私も、祖父の葬儀は、自宅で行いましたが、
祭壇の前で、家族で布団を並べ、写真を見ながら、
思い出話をして、写真を見ながら目覚めたという記憶が印象的でした。
ご葬儀は、何かと忙しいので、ゆっくりできる時間があまりありませんが、
夜と、朝だけは、祭壇を前にして、家族でゆっくりできたことを、
今思うと、本当に良かったと思います。
当センターでは、ご自宅でのご葬儀でも、
素敵な花祭壇を用意したり、ゆっくりとお別れができるように
配慮してくださる葬儀社さんを紹介させて頂いております。(加)